オトナ女子のたしなみです

運動神経はさほど良く無いものの、
体が丈夫なのが取り柄でだという女性もいると思います。

でも、何を食べても腹痛を起こしたことがないとか、少々寝不足でも大丈夫なんていうのは、若いからこそ可能だと言うことに遅かれ早かれ気付くことになるんです。


体調不良は、生活の節目、どちらかと言うと不安や不満よりホッとする場面を迎えた時に体調不良がふと顔をのぞかせてくるように思います。

坂道を転がるようにとまでは行きませんが、私が不調を感じるようになったのは３０代後半ぐらいでした。

丁度子育てが一段落したというのもあったんだと思いますが、朝起きた時や夕方に、軽いふらつきのようなものを感じるようになりました。

一日中というわけでもないし、大きく生活に支障を来すわけでもないのでしばらく様子を見ていたんですが、あまり変化もありませんでした。

ふらつきでまず疑うのは貧血ですから、病院で色々と検査して貰ったのですが、特に異常も認められないというんです。念の為、耳鼻科で三半規管などの検査もして貰いましたが、こちらも異常なし。

薬や手術で治ると言うような病状には行き当たりませんでしたので、そういう体質だと思って慣れるしかないのかと半ば諦めかけていました。

そんな時に思い出したのが、貧血の検査で医師に言われた言葉です。

「薬を飲まないといけないほどではない」

貧血と言い切れるほどではないものの少しは数値が低めだったと言われました。

病院で薬を処方されるほどでもないけど、鉄分が十分に足りているわけでもない。

極端に言えばこんな感じになるんだと思います。

そこで、ダメ元でドラッグストアーで鉄のサプリを買うことにしました。

サプリなんて全く飲んだことがなかったので、どれがいいのかすら分かりませんでしたけど、鉄よりもヘム鉄の方が吸収しやすいと言うことでしたので、お試しのつもりもあったので比較的安価なものを選びました。

約一ヶ月飲んでみて、ふらつきが少なくなったことに気付きました。私には、ヘム鉄が効いたようです。

でも、喉元過ぎれば熱さ忘れるとはよく言ったもので、体調がよくなるとサプリを飲むのを忘れるようになってしまいます。

そうすると、また不調が襲ってきます。こういう繰り返しを二年程続けた結果、反対に自分の不調の季節に気付くことが出来ました。

夏から秋口に掛けて体調が下降して行くことが多く、不調になってからサプリを飲み始めたら回復には間に合わないと言うこと。

ヘム鉄のサプリは常時、春先頃からは、朝食やおやつに手軽に食べられるプルーンや干しブドウを加えることにしました。

予測できる不調は、特にそれが季節などであった場合は、ひとつ前の季節から対処し始めると良いということを身を持って知りました。